ホストの頂点は歌舞伎町を支配できる。
夜の街の王、『夜王』を目指す男もいれば
キャバ嬢NO1を決めるグランプリイベント(Q−1)で勝利すれば一億円という
お金と名誉が下される―――
その女性のNO1を『嬢王』という。
Road of glory.
「…」
六本木にあるキャバクラ嬢『ピアニッシモ』から
黒髪の女性が出てきた。
美しいセミロングの女性は涙目で『ピアニッシモ』という
上についている看板を見た。
「
!」
「・・・純。」
疲れきった声で女性は『ピアニッシモ』から出てきた女性を見た。
右目の下にホクロが目立ち眉も少し濃い・純と呼ばれた女性は
を呼び止めた。
「
・・・」
純は強気な瞳で
を見る。
はにこりと笑うと言葉を発した。
「大丈夫。一週間だけ、お休みするだけだから。」
「・・・
。」
「ちょっと、新宿よって来るね。」
またね、
はそう呟いて純という女性から背を背けた。
「・・・」
ピアニッシモの前で立ちすくんでいた純は頭の中で後悔という2文字の言葉しか頭に無かった。
――――――
。
現在社会人であるが訳あり六本木のとある店で働いている。
『ピアニッシモ』:西崎達也という男がオーナーである場所で彼女は働いている。
彼女は、西崎オーナーから直々に申し渡された事で彼女:
は悩んでいた。
「Q−1に出てみないか。」
特別美人でもない
は自分はピアニッシモで西崎オーナーの下で働く事が
好きだったのに。
黒服(ウェイター)で満足していたのになんで今更。
「(自分は、キャバ嬢じゃないのに・・・)」
西崎に拾ってもらい、一生懸命にやっていると信じていたのに―――。
足は、新宿歌舞伎町へと足を運ばせていた――――
不安が一気に
に近づいていた。
新宿歌舞伎町。
駅から出て歌舞伎町を
はふらふらとおぼつかない足取りで
歩いていた。
暗い考えをどうしようかと考えていた
はコンビニで缶ビールを
買って呑み、そして気分をハイテンションにしようとしたのだが
まさに、逆効果だった―――
「(気持ちが悪い)」
胸を抑えながらもゆっくりと歩いていると目の前に黒いスーツを来た男性が
いた。
「大丈夫ですか?」
「・・・」
「あの・・・」
「ホスト・・・」
ぽつりと直球に
は答えると彼はぽかんとした顔をしていた。
面白いな、この人。
しかし、嫌な顔はせず「そうです」と笑って答えていた。
「どこかで休みますか?」
「・・・じゃぁ。」
ぴっと
はその男の顔を指で指した。
にっと
の口に不敵な笑みが零れる・・・
「―――――貴方の店で良いや。」
あはは、と空笑いする
に男の眉間の皺が少し寄った。
「お酒飲んでたんですね。」
「・・・」
は目を必死で開けようとしたがどんどん睡魔が呼び寄せる―――
男の声が聞こえたのが、耳に良く響いた・・・
「・・・ん・・・」
がたりと
は起きた。
自分が知らない、誰かの部屋。
いや、誰かの部屋というよりも・・・
「(・・・汚い)」
大部屋と言った感じでまだ誰もいない気配だけが漂っていた。
は一旦起きてみるが頭痛がする。
缶ビール一杯だけだったのに、と
はおかしいな〜と頭をくねらせた。
あたりをとりあえず、見てみると最初に目がついたのは
水槽―――
ライトがまぶしく光り近づいてみると小さい魚が元気良く動いていて
つんつんとガラスを軽く叩けば魚は驚いてすすすっと早くよける。
ちょこっと楽しい。
「・・・」
後、目がついたのは時計。
現在の時刻―――5時。
ジャストタイミングでみたのかちょこっと嬉しくなったり・・・
そして、もう一つ目にいったのがあった。
「・・・暴走族の写真?」
族の写真が写真立てに入っていてくいっと近くで見た。
一番前で座っている男がとても強くてりりしそうな顔・・・でも明らか
昔のヤンチキって感じだ・・・
「(同じ年代かな?)」
それか自分よりも年上か・・・そう思っていると
がたんっと鍵が開く音がした。
「修さん〜今日も疲れたね〜。」
明るそうな声。
「煩いな・・・少しは静かにしろ。」
おこりっぽそうな声。
「夏輝。彼女、まだ寝てるんだから静かにな・・・」
・・・昨日の・・・ホスト?
3人の声が聞こえた。
それが、彼等とのはじめての出会い。
そして、的場遼介という男・・・『夜王』になると一生懸命になっている
・・・・『Romeo』の男だった――――
「あっ起きましたか?」
彼の声がまた程よい声だった。
Suzuno Asaka
Dream Novel 2006,0324
つっついに女主人公登場です!
しかし、夜王じゃない嬢王としてのキャラでもあります。
嬢王も主人公=彩は可愛くて遼介みたいなストレートキャラでした。
嬢王を知らないなら面白くないですよね?
とりあえず、あらすじを・・・
主人公:彩は普通の女子大生だったが両親の借金を返す為
近々行われる賞金一億円のQ−1グランプリへと出ることを決意。
夜の世界へと飛び込んだ彩。
キャバクラ嬢NO1へとなる目指す挑戦が始まった。
という感じ。設定は嬢王。でも世界観は夜王です!(ちょこっと嬢王あり)
しかも・・・男主人公に片想いしている・・・遼介が相手です。
いよっしゃぁ〜w遼介も好きなので頑張ります!
嬢王も女の子が可愛いし西崎というオーナーもかっこいいです!
しかも前に12チャンでドラマをやっていて今はDVDBOXにも
なっているので是非見る機会があれば夜王も嬢王にもはまってください
(※でもちょっと原作はエロイです(笑))
では、小説は短いのに感想長い鈴野でした。
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